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片持ち梁とは【張出し構造】

○片持ち梁とは
片持ち梁とは壁から梁が飛び出した構造である。ジブクレーンが代表的な例である。片方の端部を「固定」し、他端は自由端である。

○梁の種類
梁は支点条件により3種類に分類することができる。「単純梁」と「両端固定梁」と「片持ち梁」である。
「片持ち梁」はクレーンのジブのように片方の端部で荷重やモーメントを支える構造である。

○支点条件
片持ち梁の支点条件は、一端が「固定端」、他端が「自由端」である。一点で梁を支える構造となるため、構造としては弱い構造である

○片持ち梁公式
【端部集中荷重】
P:全荷重
L:スパン長
E:ヤング率
I:断面2次モーメント
M:曲げモーメント
R:反力
Q:せん断力
δ(デルタ):たわみ
R=Q=P
M=-PL
δ=PL³/3EI

【等分布荷重】
W:単位荷重
L:スパン長
E:ヤング率
I:断面2次モーメント
M:曲げモーメント
R:反力
Q:せん断力
δ(デルタ):たわみ
R=Q=WL
M=-WL²/2
δ=WL⁴/8EI

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