読書媒体:Kindle Unlimited 読み放題
読書時間:2時間ほど
満足度 :65/100
○内容紹介
発想法についての本であり、タイトル通りの内容だった。たくさんの発想法を紹介している。ブレーンストーミングやマインドマップなど有名な物から、初めて聞く発想法もあった。各発想法について1〜5ページほどで要点と具体例をまとめてある。
似たような発想法がたくさんあり、読んでいる途中で少々飽きた。また、知らない発想法があったが今すぐやってみようと思う物は少なかった。そうのうちアイデアが出なくて困ったときに再度見返そうかと思う。
以下、備忘録と感想。
○アイデアが出ないときは
- 手がかりを与える
- 文字情報だけでなくイメージも
- 自分の中の情報も手がかり
- 複数の情報を組み合わせる
(本書より)
1の手がかりは動くことが一番である。机で悩むのは最もアイデアが出ない方法である。プライベートであれば、散歩をしながら考える。動くことで体に刺激を与え、景色を見ながらヒントを考えアイデアを発想する。仕事であれば現場をよく見て考える。パソコンと電話だけで仕事をするようになったら現場監督として終わりである。
2はまさにその通りである。主に仕事で感じることだが、文章だけでなく絵を描くことが大切である。CADを使わず手書きでいいから絵を描く。ホワイトボードがなければ床に石筆でいい。とにかく絵を描くことが大切である。これからもその姿勢を大切にする。
3は過去の自分の経験を大切にするのと同時に、他人の過去の経験も生かせるとなお良い。アイデアが出ない時、困ったときに人に相談するのは他人の中の情報も手がかりにするためだと認識した。
4については発想の大原則である。本書の中に様々な発想法が紹介されていたが、どの発想方法も組み合わせ方の違いだけだと言っても過言ではない。
○タウンウォッチング法
街中に出て、人・物を観察し、観察したものを書き留めておく。そして、街中を歩いた際の記憶や、書き留めたものを元に新しいアイデアを発想する方法。
(本書より)
私が普段やっている方法である。こんなかっこいい名前が付いているとは知らなかった。
○等価交換法
取り組む課題の中に含まれている要素を、それと似たような物に置き換える。
【「美術館」の「集客策」を考える】→【「薬局」で販売しているオムツの「売り上げ増加」を考える】
置き換えた内容でアイデアを発想し、元の課題に応用できないか考える。
(本書より)
元の課題から完全に離れて考える点で優れた発想法だと感じた。機会があれば試してみたいと思う。
○もっと発想するために
- 脳内に知識を蓄積する
- メモを取る
- 情報を取り出しやすくする
(本書より)
1については読書が一番である。これからも本をたくさん読んでいきたい。
2・3についてはevernoteを使用して取り組んでいこうと思う。