すぐやる!「行動力」を高める”科学的な”方法【読書感想】

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読書媒体:Kindle Unlimited 読み放題
読書時間:2時間ほど
満足度 :65/100
○内容紹介
 すぐやらない原因は性格ややる気の問題ではなく脳の問題だという内容。著者はリハビリテーションで働く作業療法士で、実体験を踏まえながら説明している。
○本書で学んだこと
 切迫詰まらないとやらないタイプは存在しない。すぐやらない状態になっているだけ。すぐやらない理由をこれ以上探さない。どんな理由があろうとすぐやるほうが偉い。やらない理由を探す暇があったら、すぐやるようにする。(本書より)

 余計なものは見せない、使ったものは元の場所に戻す。いちいち目に映ったものに対して「やるかやらないか」せめぎ合ってたら疲れる。脳に余計な情報を与えないためには机の上のものを減らす。メモは付箋にするのではなく、スマホのリマインダーなどに登録して視界に入れない。(本書より)
 脳が次の行動が予想できるところまで前の行動を途切れさせず行う。次の作業に手をつけることで脳が次の行動を予想できる。わざと「やりかけ」の状態にすると続きをやりたくなるので、結果的に早く仕事が終わる。(本書より)
○私がすぐやるために心掛けていること。
・トータルでいつやるのが一番早く終わるかを考える
 仕事をやるときはいつ取り組むのが最も早く終わるかを考える。会議の議事録の作成は会議が終わってすぐ作る。図面の作成は人が少ない夜にやる。工事日誌は朝の打ち合わせの直後に書く。仕事が乗っている時は多少疲れても頑張る。
・自分の性格に合わせて仕事に取り組む。
 私は「自分で確認しないと気が済まない」タイプなので、気が済むまで自分で確認する。人に任せてもどうせ自分で確認したくなるので、最初から自分で確認する。
 やる気が出ない時はやる気が出る仕事からやる。モチベーションが低い時には簡単な仕事しかやらない。やる気が出ている時を大切にする。
・迷ったらやる。
 迷っている時間がもったいない。やらないって決めても「やっぱりやったほうがいいかも」とか気になってしまうので、迷ったらやる。
・すぐやる人はできる理由を考える。すぐやらない人はできない理由を考える。
 どうやったらできるのかを考える。できない言い訳をしない、少しでもできそうと思ったらやる。やってみて初めて気が付くことがたくさんあるので、やりながら修正すれば良い。前向きに取り組んでいると自然と周りが助けてくれるので、結果的に仕事が進む。