朝5時起きが習慣になる5時間快眠法【読書感想】

読書媒体:kindle
読書時間:2時間ほど
満足度 :75/100 ⇒ 95/100
 早起きがしたい。その一心でこの本を読みました。この本はショートスリーパーを目指した本である。睡眠時間を短縮するだけでなく、ふとんに入って寝るまでの時間と起きてからふとんを出るまでの時間も短縮することも考えている。
○本書で学んだこと
・即寝、即起きの技術は大切なスキルである。
・夜に考えすぎてしまう人は「寝逃げ」が大切。「寝逃げ」は現実逃避ではなく、科学的根拠のある問題解決手段である。
・腹式呼吸は眠気を誘うだけでなく、睡眠の質を高める効果もある。毎晩の習慣にすると質の高い睡眠を期待できる。
・カクテルパーティー効果とは、たくさんの人が雑談している場でも自分が興味を持っている人の会話や、自分の名前、自分に関する話題などは聞き分けられるというもの。これを目覚ましとして利用する。
・目覚めてすぐに飛び起きるのは危険。目覚めてすぐは体をほぐし、体の隅々まで血液を巡らせ、体温を上げる必要がある。
・目覚めてすぐは「アイソメトリックス」がおすすめ。「アイソメトリックス」とは筋肉の長さを変えずにギュッと力を入れる運動のこと。
・体を起こすには体温と血圧を浴びることが重要。チョコレートなどの甘い食べ物は血糖値と血圧が上がり体温も上がる。バナナも良い。
・起きてすぐにやること、早起きしてやりたいことをしっかり設定することが大切。
・睡眠の質を上げる魔法のサプリメント。「グリシン」「トリプトファン」「GABA」。
・夕食は遅くとも執心時間前に済ませておく。
・毛布は「掛ける」よりも「敷く」ほうが保温効果が高い。
・人間は本来多相睡眠。1日に1度しか眠らないのはライオンのような食物連鎖の頂点に立つ強い動物。1日に1度長い睡眠を人間が取るようになったのは照明器具が誕生してから。
・一瞬〜数秒の仮眠を「ナノ・ナップ」という。これは座ったままの姿勢で目を閉じて数秒だけ視覚情報を遮断する。
・1分ほどの仮眠を「マイクロ・ナップ」という。これは座った状態で目を閉じる方法。強い眠気が来る前に行うと効果的。
・10分ほどの仮眠を「ミニ・ナップ」という。10分仮眠を取ることで、疲労回復だけでなく論理思考力を上げることができる。
・20分の仮眠を「パワー・ナップ」という。15時までに20分が最も理想的な仮眠。パワー・ナップをとる場合は直前にカフェインを摂取すると、すっきりと目覚めることができる。

 

○後日談
 本書を読んで知った「グリシン」「トリプトファン」「GABA」が入った「グリシンプレミアム」というサプリメントを飲んでみました。効果は抜群で、本当に飲むだけでぐっすり眠ることができ、朝スッキリ目覚めることができました。ここまで効果が出るとは思わなかったので、とても驚いてます。睡眠で悩んでる方に是非おすすめしたいです。私はamazonの定期便で買うことにしました。