発がん性とは【がんを誘発させる性質】

一般事項

発がん性とは、がんを誘発させる性質,又はその発生率を増大させる性質である。

発がん性の区分

動物を用いて適切に実施された試験研究で良性及び悪性腫瘍を誘発した化学物質も,腫瘍形成のメカニズムがヒトには関係しないとする強力な証拠がない限りは,ヒトに対する発がん性物質として推定されるか又はその疑いがあるとみなせる。

区分1

区分1は、ヒトに対する発がん性が知られている又は恐らく発がん性がある化学物質である。

区分1への化学物質の分類は,疫学的データ又は動物データを基に行う。個々の化学物質は,更に区分1A又は区分1Bに区別してもよい。 

区分1A

ヒトに対する発がん性が知られている化学物質。主としてヒトでの証拠によって区分1Aに分類する。 

区分1B

ヒトに対して恐らく発がん性がある化学物質。主として動物での証拠によって区分1Bに分類する。 

区分2

ヒトに対する発がん性が疑われる化学物質。