1級土木施工管理技士実地試験を終えて【感想】

 無事試験が終わった。経験記述はほぼ予想通り「安全管理」が出題され、選択問題に関しても特に変わった問題はなかったように感じる。唯一予想と違った点は経験記述の行数が変わった点だが、大きな問題ではなかった。ちなみに今年は(1)が7行、(2)・(3)がどちらも10行だった。
 受験する側からすれば予想通りの問題で解きやすかったが、私が解きやすかったということは全員が解きやすかったということになる。そのため、仮に合格率を40%ほどに抑えようと思った場合は合格ラインの得点が引き上げられてしまう可能性がある。試験の手応えはそれなりにあったので60点は取れると思っているから、合格ラインを上げるのはやめて欲しい。今年こそは絶対に合格したい。

 嫌なことを思い出した。去年受験したときもほぼ同じような感想だった。経験記述は予想通り品質管理、選択問題も予想通りで手応えあり。だが結果は不合格。公式で解答が公開されるわけではないので選択問題の正確な得点はわからないし合格ラインもわからない。だが、おそらく経験記述で落ちた。機械卒のせいかもしれないが、コンクリートの実務経験が乏しい。品質管理の論文の王道であるコンクリートについての論文を書くべきであったが、当時の私には書けなかった。
 今年は去年の反省を踏まえ、経験記述対策を徹底的にやった。安全・品質・工程・施工管理・出来形全て用意した。このブログも経験記述対策の一環のつもりである。去年の経験があるので選択問題対策はそれほど時間をかける必要がなかった。結果選択問題もそれなりに解けたので、これで良かったと思う。
 色々と気になるが、今からできることは何もない。今週中に自己採点を一応やって、後は一度試験のことは忘れようと思う。合格発表は年明けの1月17日(火)の9時ということなので、リマインダーに登録してひとまず1級土施工は終わり。
 次の目標は少々迷っている。候補は「コンクリート主任技士」と「技術士」である。
 コンクリート主任技士は来年受験資格を得る。実務でコンクリートを扱う機会が少ないので要らないような気もするが、どうせ取るならコンクリート技士や1級土施工の知識が残っている今のうちに取っておきたい。技術士も来年から受験資格が得られるが、過去問を見る限りハードルが高いように見える。何部門で受けるかも全く決まっていない。だが、技術士は今の会社にいるうちは必須なので逃げることはできない。
 受験するかどうかは申し込み時期が近づいたら考えるとして、勉強を始めるのは勝手なのでダラダラ始めてみようと思う。私の勉強法は「短期集中」の真逆の「長期ダラダラ」タイプである。1級土施工の勉強期間は6ヶ月×2回、コンクリート技士は9ヶ月と長い時間をかけてダラダラやる。結果が伴っているかどうかはわからないが、性には合っている。早速今から次の勉強を始める。
 ひとまず、1級土木施工管理技士試験お疲れ様でした。