先日、家に帰ると青い見覚えのある封筒が届いていました。
あの、「コンクリート工学会」の封筒です。
中を見ると、「2018年コンクリート診断士の資格認定試験に合格されました」との通知と、コンクリート診断士の登録申し込み書が入っていました。
私は、コンクリート診断士試験に合格しました。
約2年前に「コンクリート診断士を受験すること」と言われ、勉強を始めました。
私はゼネコンで仕事をしています。
しかし、私は機械屋のため、実務でコンクリートに触れる機会は多くありません。
また、補修や補強の実務経験もほぼありません。
そのような状況で、自信が全くない状態で勉強を始めたのをよく覚えています。
過去問を解こうとしてもほぼ理解ができない。
過去問が理解できないからテキストを見ても、それでも理解できない。
ゼロからスタートした試験勉強でした。
こんな私が2回目の受験で合格できたのは、奇跡かもしれません。
しかし、大きな自信になっています。
自分の勉強のやり方は間違っていなかった。
今、そう感じています。
私の勉強法について記述します。
メインのテキストは「コンクリート診断技術【基礎編】」です。
市販のテキストを複数買いましたが、テキストによって記述が異なることがあり、混乱しました。
なので、コンクリート診断士受験前に受ける講習でもらったテキストで勉強をしました。
知らない項目について1つずつテキストで勉強し、自分の文章で書けるようになるまで読み込みました。
過去問は過去5年分、3周しました。
論文対策は、市販のテキストの模範解答のようなものを模写しました。
複数のテキストの模範解答を模写して、論文の書き方を体に染みこませました。
また、私は土木系ですが、建築の論文も勉強しました。
実際、今回のコンクリート診断士試験の論文は建築分野で書き、合格しました。
建築の方が論文のテーマが少なく、取りかかりやすい印象です。
論文の模範解答を複数のテキストで見比べるとわかりますが、意外と記述内容がバラバラです。
本番の試験でも、正解を書くよりも話の筋が通る論文を書くことが大切なのかもしれません。
約2年間のコンクリート診断士編はこれで終了です。
次の目標は技術士です。
来年から、論文が主になるそうです。
文章により慣れるため、これからもたくさんの文章を書き続けます。
これからもよろしくお願いします。