私が成人してから取得した資格について記載する。仕事に関係する資格と全く関係ない資格がある。講習を受ければ取れるような資格は除いている。マニアとまではいかないが資格を取るのは好きである。
持っている資格
・日商簿記1級
・推進工事技士
・技術士1次試験
・1級機械施工管理技士
・コンクリート技士
・ビジネス法務検定3級
・1級土木施工管理技士
・コンクリート診断士
【各資格の思い出】
・日商簿記1級
合格率10.2%であり、私が持っている資格の中で最難関の資格である。残念ながら現在の仕事・業務内容には全く関係ない。会社でもう少し出世したら生かせる日が来ることを信じている。
資格を取得したのは学生の時である。機械学科に在籍していたが、成績が悪く留年を繰り返していたため違う道に進もうと決意し勉強を始めたのが簿記だった。全くの0からスタートし3級・2級と合格していくに連れて勉強が楽しくなり、最終的に1級まで取得することができた。就職が決まらなかったらこのまま会計の道を進もうかと思ったが、今の会社に就職が決まりそれ以来会計の勉強はしていない。
3級・2級・1級と一度も落ちることなく合格したため、未だに今の仕事より向いているのではと心の中で思っている。資格が好きになったのはこの時の成功体験があるからだろう。
簿記の勉強のおかげで電卓を左手でブラインドタッチできる。
・推進工事技士
比較的簡単な資格で過去問さえ解ければ合格できる。合格率は6割ほどである。実務経験が必要なので、そこだけがハードルである。私が社会人になって初めて取った資格で、とても嬉しかったのを覚えている。
・技術士1次試験
3回受験してようやく合格した。私が合格した時は合格率が65.7%と非常に高かったが、低い時は30%ほどである。年度ごとに合格率がまばらなので、何回も受験すればそのうち当たり年に当たって合格できる資格である。
土木の仕事をしているが大学は機械のため、技術士1次は機械で受験している。試験の内容はほぼ大学の内容なので早めに受験した方が良い。学生のうちに受験した方が合格しやすいと思う。今の私が受けても合格できないだろう。
・1級機械施工管理技士
合格率は50%ほどだが、ある意味一番難しい資格だった。土施工と同じく学科試験と実地試験があるが、内容は全く違う。
まず学科試験だが、施工機械について問われる。バックホウやローラーはぎりぎり見たことがあるが、グレーダーやブルなどを見たことがない私に取って最初は何が何だがわからなかった。都市土木しか経験がない人には敷居が高い。
続いて実地試験だが、1級機械の場合は経験記述と実技試験がある。経験記述は数行なので何も問題ないが、実技試験が大問題である。普段から重機に乗って仕事をしている人は全く問題ないだろうが、車両系の資格すら持っていない若手現場監督に実技試験を求めるのはつらい。
救いは学科・実地どちらも事前講習があることである。お金はかかるが事前講習でかなり親切に教えてもらえるので、講習内容をしっかり理解すれば合格できる。
私にとってのこの資格の最大のメリットは、実技試験で乗った重機については有資格者として仕事でも乗ることができることである。
・コンクリート技士
コンクリートがあまりにも苦手過ぎて現場監督としてこれでいいのかと疑問を感じたため勉強して取得した資格である。合格率は30%ほど。
コンクリートのことを全く知らなかった私にとっては難しかったが、勉強を通じて最低限の知識を得ることができたので受験して良かったと思っている。
また、土施工を受験する前にコンクリート技士の勉強をしていたため、土施工のコンクリートの項目は全く苦にならなかった点も良かった。
・ビジネス法務検定3級
今のところ業務に全く関係ない仕事第2弾である。合格率は70%ほどあり簡単な試験である。所長等責任がある立場になる前に、少しぐらい法律についても知っておいた方がいいのではと考え受験した。
法律の勉強は初めてだったので純粋に楽しかった。隙あらば2級を受験するつもりである。
・コンクリート診断士
合格率15%ほど。2回目の受験で合格。今のところ実務で役立つ予定はないが、これからの時代はリニューアルの時代なので、持っていた方が何かと良い。