1級土木施工管理技士試験に落ちてから約1年。
今まで受けてきた試験は、それなりに試験勉強をしていれば難なく合格できた。しかし今回はそうはいかなかった。正直、こんな試験で人生初の受験失敗をするとは思わなかった。かなり落ち込んだ。
自分なりに反省して導き出した答えが「文章を書くことが苦手である」という事実である。文章は書かなければ上達しないと言われている。だからこのブログでたくさんの文章を書き、自分の文章力を鍛えようと思う。口語調の言葉を極力使わないよう心掛けて文章を作成する。
今年の1級土木施工管理技士を皮切りに、コンクリート主任技士、技術士、コンクリート診断士と今までの試験よりは難しいと言われている小論文を伴う試験が続く。論文が不得意な私にとって困難であることは間違いないが、その困難を逆手にこのブログで文章を書く練習をし、苦手を得意に変えていくつもりだ。その過程で同じような試験を受ける人の助けになるような記事を書くことができれば幸いである。
とここまで思いつくままに一気に文章を書いた時点で、今自分が書いた文章を改めて読み返した。いきなり口語のオンパレードだった。そのままアップロードするのはさすがに恥ずかしかったので訂正したが、なんとも情けない気持ちになった。本文の冒頭で「口語にならないように気をつけたい」と書いておきながらこの有様である。先日の論文の講習会で「今までの自分を変えるのはとても大変なことだ」と言われてきたが、まさにその通りだと今初めて気がついた。このままは嫌だ、文章を上手に書けるようになりたい。
上手な文章書くということを具体的に考える。私は文章を書くのが苦手である。しかし、本当は自分が書いた文章を読み返すのが苦手だったのかもしれない。最初から完璧な文章は書けない。何度も読み返し訂正することでいい文章に近づいていくと考えるべきだ。1回目に書いた文章は全て下書きで、読み返すことが必須である。ましてや文章を書くことが苦手な私が書いた文章なのだから、1回目に上手に書けないのは当たり前である。ここの考え方をまずは改めよう。そして、文章には完璧はない。必ず人それぞれの好みがある。だからこそ100点の文章を書くことを目指すのではなく、誰が読んでも70点の読みやすい文章を書けるようになりたい。そのためにどうしたらいいか考え、ルールを作る。
このブログで文章を書くときのルール
・1つの文章を短く書く
・簡潔に書く
・3回読み返す
この3つのルールだけを必ず守れば文章力がアップすると信じて、今日からブログを始める。