笹子トンネル事故【2012年⇒不意に落板】

○年号語呂合わせ
不 意に落板 笹子トンネル事故
2012

○事故概要
 笹子トンネル天井板崩落事故は2012年12月に中央自動車道で発生した。トンネル内の天井板が約130mに渡って崩落し、走行中の車両が巻き込まれ9名が死亡する事故となった。日本の高速道路上での事故の中では過去最大の死亡者数の事故である。
 事故の原因は天井板を吊り下げていたあと施工のアンカーボルトが老朽化により脱落したためである。天井板からトンネル上部のアンカーボルトまでの高さが5.3mあり、アンカーボルトの点検を容易に行えなかったため、老朽化が発見しにくい構造となっていた。