コンクリートポンプ施工開始【1962年⇒一気に無人化】

○年号語呂合わせ
一気無人化 コンクリートポンプ施工開始
19 62

○概要
 コンクリートポンプは1907年にドイツで発明されたとされている。最初は機械式コンクリートポンプであり、一部の特殊な工事に用いられるのみであった。その後次第に改良が進み、次第に機械式から油圧式にシフトされるようになった。1962年に国内で初の全油圧式コンクリートポンプが生産され、その後一般的に工事で使用されるようになった。
 以前のコンクリートは固いコンクリートをねこで運んで竹棒で締め固めを行っていたが、コンクリートポンプが一般的に使用されるようになり大量•急速施工へ変わった。コンクリートをポンプで送るためにはある程度軟らかくなくてはならない。コンクリートを軟らかくするためには水を増やすことになるが、強度を確保するためにはセメントも増えることになる。このようにコンクリートポンプの登場によりコンクリートの質が大きく変わった。