関東大震災【1923年⇒東京に災難】

○年号語呂合わせ
東京に災難 関東大震災
1923
 

○関東大震災の概要
 1923年9月1日の11時58分に相模湾北部を震源とするM7.9の地震が発生した。地震による死者は10万5千人と言われており、このうち8割ほどは火災で亡くなったとされている。被害総額は当時の日本のGDPの三分の一の150億円という莫大な被害であった。
 関東大震災を忘れないために毎年9月1日を「防災の日」と定め、各地で防災訓練等が行われている。

 

○コンクリート構造物の被害
 関東大震災では東京の建物はほぼ全壊し、耐震建築への関心が高まった。翌年の1924年に市街地建築物法施行規則が改正され、鉄筋コンクリートの主筋の重ね継手の長さが規定された。同法は1950年に制定される建築基準法の基となった。