○水酸化物イオン[OH⁻]とは
水酸化物イオンとは、化学式がOH⁻で表される陰イオンのことである。
○水素イオン濃度(pH)
pHとは水素イオン濃度であり、酸性−アルカリ性の程度のことである。pHは水中に存在する水素イオン(H⁺)と水酸化物イオン(OH⁻)の割合で決まる。水素イオン(H⁺)が多いと酸性になり、水酸化物イオン(OH⁻)が多いとアルカリ性になる。
○カソード反応
O2+2H2O+4e– =4OH-
酸素+水+電子=水酸化物イオン
○ASR
ASRは細孔溶液の水酸化物イオン(OH⁻)濃度が高いほど進行する。アルカリシリカ反応の進行に伴い、水酸化物イオンの濃度は減少する。