マクロセル腐食【塩化物イオンの濃淡】

○マクロセル腐食とは
 マクロセル腐食とは、断面修復工法等で品質が異なる新旧コンクリートが接する場所で塩化物イオンの濃度が不均一となり、局所的に鉄筋の腐食が進行する現象である。

○マクロセル腐食のメカニズム
 塩化物イオン濃度が高い部分でアノード反応が生じ、塩化物イオン濃度が低い部分でカソード反応が生じる。この時、アノード部が陽極となりカソード部が陰極となるため、陽極から陰極に向かって腐食電流が流れることで陽極部の鉄筋の腐食が促進される。
 断面修復工法を行い新旧コンクリート間で塩化物イオン濃度の差が大きくなった場合に、未補修部分から補修部分へ腐食電流が大量に流れ、未補修部分の鉄筋の腐食が進行する。

 

○マクロセル腐食キーワード
・断面修復工法を施工した後に生じる
・アノード反応とカソード反応が離れた場所で生じる
・塩化物イオン濃度が相対的に高い「未補修部分の鉄筋」が腐食する