ペシマム量【「最悪」の量】

○ペシマム量とは
ペシマム量とは、アルカリシリカ反応による膨張量が最も大きくなる時の反応性骨材の割合である。

○ペシマムの意味
ペシマム【pessimum】とは、「最悪の環境」「最も不利な条件」という意味である。

○反応性骨材量と膨張量の関係
コンクリート中に含まれる反応性骨材の量が多いほど、膨張が大きくなるわけではない。ペシマム量はセメント中のアルカリ量、骨材の種類や粒度などによって変化する。
コンクリート中の主なアルカリ供給源はセメントである。セメント中のアルカリ量は工場によっても異なる。